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スペイン料理

和食と並び最もヘルシーな料理とされる地中海料理。新鮮な野菜や海の幸・山の幸をオリーブオイルとガーリック、そして様々なハーブを使うこの地中海料理は、イタリアとともにスペイン料理がその代表といえるでしょう。
さて、スペイン料理といえば、真っ先に思いつくのがお米料理のパエリャ。スペインの多くの家庭では、日曜日はパエリャ、親戚や友達が集まったらパエリャ・・・というように、人が集まったり、ちょっと特別な日のお昼のごちそうです。その発祥の地は、スペイン東部海岸沿いのバレンシア地方です。このバレンシア生まれのパエリャ・バレンシアナPaella Valencianaをはじめ、パエリャはバラエティに富み、地方や家庭によっても一味違います。日本でパエリャとして紹介されるレシピーは、魚介類や肉を使ったパエリャ・ミスタPaella Mixtaと呼ばれます。

このパエリャとともに代表的なスペインの家庭料理は、スパニッシュ・オムレツのトルティリャTortillaでしょう。卵とジャガイモで2cm位に厚く焼いた卵料理、たかが卵焼き、されど卵焼き・・・奥が深い料理であります。焼き具合、玉ねぎあり・玉ねぎ抜き、はたまたジャガイモの切り方まで、「私の家ではこうする」という秘伝の味あり!? このトルティリャは、バールやカフェテリアの定番料理、またボカディリョ(バゲットのようなパンのサンドイッチ)の最もポピュラーな中身のひとつ。
また、ジャガイモだけでなく、ほうれん草やアスパラガス、ズッキーニなどその他の野菜を使ったトルティリャもあります。ちなみに、スペイン人はフランス人を素っ気ない、と評しているせいか、プレーンオムレツは、フランス風トルティリャTortilla Francesa、“フランス風のお別れ”というと、何の挨拶もせず立ち去ることを意味します。

また、スペインといって忘れてならないのはワイン。地中海の太陽の恵みをうけたブドウは甘みが強いため無添加でも芳醇なワインができるのです。D.O. ( 原産地呼称 ) リオハやリベラ・デ・ドゥエロ産を中心に、スペイン各地で赤・白のワインが生産されています。他国のワインに比べ手ごろな価格、しかも味は全くひけをとりません。また、カタルーニア地方のカバと呼ばれるスパークリングワイン、アンダルシア地方 ( 特にヘレス ) のシェリー酒も有名です。

このワインのおつまみは、生ハムやオリーブの実、チーズが最適。豚のモモを丸ごと使った生ハム ( Jamón serrano )は気候風土に合った絶品、その他、チョリソ(Chorizo) 、モルシーリャ(Morcilla)などの腸詰類も美味。ヨーロッパ随一のオリーブオイルの産地のスペインでは、オリーブの実も種有りや無し、アンチョビーや赤ピーマン詰めなど種類が豊富です。意外に知られていないませんが、チーズもバラエティーが多く美味です。チーズのにおいが気になる方は、Curado ( たっぷり寝かせたチーズ ) は避けるのが無難です。
最後に。チュッパなんとか、という棒つきキャンディーはスペイン製。ポップな包装からアメリカ製お菓子と思っている方も多いのでは? 商品名のチュパはChuparなめる、という意味の動詞の活用したものです。こちらではチュパチュ ( 最後のチュにアクセント ) と言います。



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